この女の子の絵柄の万華鏡も”Made in Japan”の刻印から、輸出用に製造されたものだとわかります。事実この万華鏡は、アメリカからオークションで入手しました。 紙製の筒に描かれた絵柄から、非常に古そうなもので、まず間違いなく、大正末期から昭和の一桁代に作られたものだと思います。女の子の顔つきに時代を感じますよね。 筒の長さは、約22cm、直径はマテリアルケース部分で6cm程度と比較的大型です。 内部には、ガラス製の3ミラー、正三角形のミラー(といっても、ほとんど曇ってしまっていますが)と具にはセルロイドらしいカラフルな破片が入っています。 さて、この万華鏡には、”PAT123373”、”ZW”との印刷があります。 これから年代を特定するための情報を求めていたところ、仙台の阿留多伎さんから情報をいただきました。 「「PAT123373」について特許庁のホームページで調べてみました。 昭和3年3月22日に谷本早心氏により出願された実用新案で、実用明細番号が123373号、出願番号が昭和3年6293号、実用出願広告番号が第5813号となっているものが該当するもののようです。」 とのことです。 またこの実用新案情報を下記のように添付までいただきました。 実用新案文面 実用新案図面 阿留多伎さんありがとございました。この万華鏡が昭和3年以後(1928年以後)のものと判明したわけで、1930年代で間違いなかったとほっとしています。
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